『誓約のフロントライン』とは
誓約のフロントラインは、講談社から発行しているマガジンエッジで連載開始。作者は佐藤ミト、漫画のジャンルはSFロボットアクション。少し臆病な少年綾辻塞は、人類抹殺を掲げる次元穿孔機体アナイアレイターと出会い、人類存亡の最前線に立つ。
『誓約のフロントライン』1巻のあらすじ・見どころ
『誓約のフロントライン』の登場人物
綾辻塞
私立天戸中学校3年1組に在籍している中学生。困っている人を見つけるのが得意だが、人を助けようとすると体が固まってしまう癖を持っていて、過去にも木から下りられなくなった猫を発見した時や、電車で高齢者に席を譲ろうとした際にも固まっていた。固まってしまう理由は、困っている人を見かけると声をかけようかどうやって助けようかと色々頭の中でぐるぐるしてまうから。友達はそんな塞に対して手厳しくヘタレと呼ぶ。アナイアレイターを制御できるコマンドユニットと塞のスマートフォンが融合したことで、アナイアレイターに指令を出せる状況になった。
久遠瞳
塞の友人。塞に好意を持っていて、それを隠す事もせずに宣言している。良くも悪くも塞のことを気にかけていて、気持ちが強すぎるあまり塞の実家に時折ピッキングして侵入している。
アナイアレイター
次元穿孔機体サイ-6という識別コードを持つマローダーという殺人ロボット、通称アニー。次元を跳躍し物質再構成をする際にアナイアレイターを制御できるコマンドユニットと塞のスマートフォンが融合したことで、塞の命令に逆らえない状態になっている。人類の抹殺を目的とし塞を殺そうとするが、コマンドユニットを手にした塞が命令を下し殺戮行為を一時的に止められている。殺人ロボットだが柔軟性があり、友達のフリをしろという命令にもそつなく対応する。
『誓約のフロントライン』の世界
マテリアライザー
コマンドユニットから生じる次元振動波によって物質の元素を解体・再構成し、当該次元に自らの機体を現出させる処理を行なう機関のこと。これにより撃退したマローダーの残骸を処理し目立たないようにしている。
コマンドユニット
マローダーの命令が可能になるユニット。このユニットをサイが掌握したため、アナイアレイターは命令に従い友軍を撃破している。
ラインブレイカー
恒星兵器と言われる武装。恒星の光を一点に集中することで極大の破壊力をもたらしている。
ジャックポット
次元格納庫と言われる兵装。エネルギーの充填率に応じてガトリングガンなど多才な兵器に変化させることができるが、ヒューマンユニット数値はラインブレイカーに比べると高くない。
ゼロアース
数多ある平行世界において基底次元に位置づけられる世界であり、それを統括する社会の名称。
マローダー
ゼロアースに所属し社会を構成する機体郡の総称。アナイアレイターやガンビットはそれに該当する。
次元門
マローダーを軍団規模で本格的に侵攻させることが可能になる次元間のゲート。規模が大きいため建造が必要で、そのためには作業用のマローダーが先行して次元跳躍しなければいけない。