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『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic』とは
月刊サンデージェネックス、サンデーGXコミックスにて連載していた「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic」。ライトノベルをコミカライズした今作品は、原作を渡航、キャラクター原案をぽんかん8、作画を佳月玲茅が担当。発行出版社はスクウェア・エニックスである。今作品は、学園ラブコメというジャンル。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic』1巻のあらすじ・見どころ
千葉市立総武高等学校に通う高校2年生の比企谷八幡は入学式の日に車に跳ねられるという事故に遭ったこともあり、高校で友達がいなく、ぼっちを極めようとしていました。2年生の国語の授業で、生活指導担当でもある教師の平塚静に目をつけられ、「奉仕部」という部活に強制入部させられます。そこの部長であるたった一人の部員、雪ノ下雪乃。才色兼備な雪ノ下雪乃だったが、比企谷と同じく人付き合いが苦手という弱点がありました。二人は似たような境遇でしたが、その意見は真逆で対立してしまいます。そこで平塚先生は、「奉仕部」に持ち込まれた依頼をどちらが多く解決できるかという勝負を無理やり命じました。最初は渋っていた雪ノ下も、平塚先生の挑発に乗って承諾しました。ぼっちを極めようとしていた比企谷は不幸にも、校内一の才女として知られる雪ノ下と一緒に部活動をやっていきます。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic』の登場人物
比企谷八幡
今作の主人公。高校二年生の男性である。幼少時から友達ができず、周囲からは存在を疎まれたりいじめられたりしてきた。上っ面だけの優しさに騙されてきて、トラウマなどの経験から、他人からの好意を信じられなくなっている。特に女性に対して強い警戒心を持っている。捻くれた考え方を持ち、ぼっちを極めようとしていたが、あることをきっかけに先生に目をつけられて部活に入れられてしまうのだった。
雪ノ下雪乃
今作のヒロイン。高校二年生の女性である。流れるような黒い髪と、大人びた顔で、他称でも自称でも美少女である。学力テストでは校内一位を常にキープしており、校内一の才女として知られる。主人公が無理やり入れられる部活の部長である。その美貌と完璧さは小学生の頃からで、小学校高学年から多くの男性に好意を寄せられていた。そのせいで、女性生徒の嫉妬の対象となり、その結果、上履きを隠されたりするなどのイジメを受けていて、友達がいなかった。
平塚静
主人公が通う高校の国語教師。生活指導、そして主人公が入れられる奉仕部の顧問でもある。黒髪ロングで巨乳なのでそれなりの格好をすれば美人ではあるが、性格がおっさんくさかったり、ヘビースモーカーだったりする。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic』の世界
総武高校
主人公の比企谷八幡や雪ノ下雪乃達が通っている高等学校である。千葉市立にある架空の高等学校。
奉仕部
主人公の比企谷八幡が平塚静に強制的に入れられた部活。総武高校の生徒達に自己改革を促し、悩み解決の手伝いをするという、いわばお悩み相談室である。平塚静が顧問をしていて、最初は部員が雪ノ下雪乃だけであった。しかし、平塚がその後に比企谷八幡を無理やり入部させ二人に増えた。依頼が来る回数は少なく、普段は自由に過ごしている。
国際教養科
ヒロインの雪ノ下雪乃が所属している学科。総武高校には二つの学科があり、普通科よりも偏差値が二か三ほど高い。ちなみに総武高校はクラスを英文字で分けており、国際教養科は1クラスだけで、J組である。比企谷八幡は普通科のF組に所属している。
ぼっち
友人が一人もいない、交友関係がない、孤独な人という意味である。比企谷八幡は自分のことをぼっちとよく言っている。そして雪ノ下雪乃も友達が一人もいなく、ぼっちであった。