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『言解きの魔法使い』とは
言解きの魔法使いは、小学館から発行している月刊サンデージェネックスで連載開始。作者は結月さくら、漫画のジャンルはファンタジー。失踪した親友を追い求め探し続けている矢萩真は、藤堂家が所有しているという私蔵図書館で親友の藤堂ナツメと再会します。
『言解きの魔法使い』1巻のあらすじ・見どころ
時計修理店で働く矢萩真は仕事の傍ら、四年前に失踪した学生時代からの親友である藤堂ナツメを探していました。二年間近く探し続けているがまったく手がかりすらつかめない矢萩真は、失踪時に警察が調査した藤堂家関連の建物を改めて調べることにし、藤堂家私蔵図書館へ足を運びます。閉鎖されていると聞いた図書館は扉が開き館内にいたメイドは、この図書館が現在会員制の図書館として機能していることを教えてくれました。矢萩真はやがて図書館内で藤堂ナツメと再開を果たしますが、魔女によって図書館に閉じ込められた藤堂ナツメは、数多の文字に変えられた自身の左腕を取り戻すため、魔法使いに成り果てていました。再開に安堵するのも束の間、常識では考えられない光景を矢萩真は目の当たりにします。
『言解きの魔法使い』の登場人物
藤堂ナツメ
代々貿易業をしている藤堂家の長男。戦後、藤堂貿易若社長となり昭和24年の夏、外出時に失踪する。誘拐、蒸発、自殺、他には三鷹事件の巻き添えなど様々な憶測が飛び交ったが、時が経ち生存は絶望的と言われ、警察が捜索打ち切りを発表。金勘定にしか興味の無い血縁は社長業の重圧に耐えられず逃亡したと考え身内の恥と罵ったが、実際は藤堂ナツメが四年前に訪れた藤堂家の私蔵図書館内で魔女と遭遇し、館内に幽閉状態となり閉じ込められていた。現在は、魔女の力によって言葉と文字を操る魔法使いとなっている。
矢萩真
藤堂ナツメの後輩であり、学生時代からの親友。林時計店の前で倒れていたところを店主の林一に助けられた。四年前に失踪した学生時代の先輩で親友でもある藤堂ナツメを二年間近く探し回っている。失踪事件前、若社長となった藤堂ナツメに嫉妬や劣等感のような感情を持っていた。かつてナツメの関係者と思われる人物に命を救われた過去がある。藤堂家の私蔵図書館に足を踏み入れたことで藤堂ナツメと念願の再開を果たし、藤堂ナツメの助けになることを決意する。
魔女
図書館に棲む和装の魔女。離れたくないという理由で藤堂ナツメを図書館に閉じ込めた。他人の気持ちや生死に対して感情を持ち合わせていない。
『言解きの魔法使い』の世界
私蔵図書館の教え
藤堂家の私蔵図書館についての言い伝え。『この図書館は遠い宇宙と繋がっていて古い神が通る場所だから、無闇に入れば連れていかれる。その神は知を愛し求め、この場所に知の集合体である本を納めることにより藤堂家は代々繁栄を約束される。故に、この図書館は神聖な場所でなくてはならない。そのため、ここへ立ち入れる者は藤堂の当主となった者のみである。』という教えが代々語り継がれてきた。
藤堂家私蔵図書館
藤堂家が長年商売の傍ら集めた古今東西のあらゆる分野と言語の本が保管されている図書館。藤堂ナツメ失踪事件の警察が調査に入ったが、人の居た痕跡はまったくなかった。通常は立入禁止になっている。四年前に館内に足を踏み入れた藤堂ナツメは魔女と出会ったことで図書館に閉じ込められてしまう。現在は一般公開を行なっていないが会員制として観覧可能になっている。
林時計店
四年前に倒れていた矢萩真を助けた林一が店主を務める時計店。矢萩真はそれ以来この店で働いている。
『言解きの魔法使い』の感想・評価
とても良い
hmr さん(20代/男性/学生/独身)
かんこ さん(30代/女性/パート・アルバイト/既婚)
irger さん(20代/男性/学生/独身)
雪音 さん(20代/女性/学生/独身)
くろまめ さん(30代/男性/公務員/既婚)
良い
冬のヤドリギ さん(50代/女性/個人事業主/独身)
しゅみちゃん さん(20代/女性/個人事業主/独身)
ふじ さん(20代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
ふつう
まゆみチャン さん(30代/女性/公務員/独身)
リリィ さん(20代/女性/正社員/既婚)
シラカバ さん(40代/女性/正社員/既婚)
悪い
julia さん(40代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
ヤンマガ さん(40代/男性/正社員/既婚)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年02月18日~2019年03月18日