『ネコの王』とは
小学館より発売されている漫画雑誌『月刊サンデージェネックス』にて2000年8月号から2003年8月号まで連載されたSFファンタジーマンガである。作者は小野敏洋氏でサンデーGXコミックスより単行本が発売されており、全5巻の完結済み作品である。
『ネコの王』1巻のあらすじ・見どころ
黒猫のセロはネコ会に伝わる宝具「猫冠」がこの街のどこかの家の庭に埋められているという情報を得て、猫冠を探し出すべくとある街を訪れていました。この世界では魔法が存在し、それによって猫も人語を話すことができるため、セロは街の人々に伍岳さん家がどこにあるのかを訪ね歩いていたのですが、中々見つけることができず苦戦。なかなか有力な情報が得られないまま探し続けるセロでしたが、そんなときに、地元の悪ガキに絡まれてしまいます。その悪ガキに石を投げつけられるセロでしたが、負けじと大きな岩を投げ返し、悪ガキを退治します。その後、ようやく伍岳家を探し当てるセロでしたが、実はその伍岳家は先程の悪ガキ、伍岳修の家だったのです。裏庭から宝具を掘り返しているところを見つかり、宝具の取り合いをしている際に、たまたま伍岳修が猫冠をかぶってしまうのですが…。
『ネコの王』の登場人物
伍岳修
本作の主人公で地元の小学校に通う小学5年の男子児童。両親が離婚していることが影響しかなりのヤンチャボーイに育ってしまう。ひょんなことからネコの王となってしまい、すべての動物たちの願いや依頼を叶える為に人生を費やすこととなる。過去に虐待を受けていた背景があり、家族に対しては特別な思いを抱いている。かなりのお菓子好きで、実は甘いものが大好きという乙女な一面も併せ持っている。
セロ
猫冠を探し求める黒猫。元は捨て猫で魔法使いのもとで育てられたため魔法が使える。ネコの王に課せられる責務の大きさから、ネコ種にとって猫冠は排除すべき存在であると感じ、猫冠をこの世から葬り去るべく猫冠を探し求める。修がネコの王となってからは考えを改め、修のサポートに徹するようになる。器用に2足直立歩行を行うのが特徴的なネコである。
猫女神
伍岳家の裏に眠っていた宝具に宿っていた精霊。猫耳のついた仮面をかぶっており、露出度の高い衣服を着用している豊満なバストが特徴的な女神。生物が猫冠をかぶっている状態で、その生物に戴冠の口付けを行うことでネコの王として認定、猫冠と対象生物の魂を結びつける能力を有している。性格は泣き虫で天然。自身の裸を見られることに抵抗はないが、素顔を見られることを非常に恥じており、結婚する人にしか素顔を見せないと発言している。
『ネコの王』の世界
猫冠
ネコの王が頭に冠する王冠。宝具として伍岳家の裏庭に眠っていたが、セロの手によって掘り出され、その後、修が自身の頭に冠してしまう。猫冠を頭に冠するだけではネコの王になることはできず、猫女神によって戴冠の口付けがされることにより、ネコの王となる事ができる。
ネコの王
猫冠を頭に冠し、猫女神によって戴冠の口付けが行われることで誕生する全生物の王。独裁的な権力を持つわけではなく、すべての生物の願いや望みを叶え無くてはならないという責務が科せられる。ネコの王に課せられる責務が非常に膨大なため、セロは当初ネコ科の生物にとってネコの王は不要な存在であると考え、ネコの王になるために必要な猫冠の破棄を考えたほどである。また、ネコの王になった者は、猫冠と自身の魂が結び付けられるため、ネコの王を辞退することはできず、更に肉体が死した後も魂のみでネコの王を100年間続けなければならない。
法機
魔法で動く機械。魔法も存在する世界であるが、機械のほうが便利であるため、魔法は廃れているのが現状である。
『ネコの王』の感想・評価
とても良い
火花 さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
蓄音機。 さん(60代/男性/個人事業主/既婚)
マルコ さん(50代/男性/正社員/既婚)
ビースケ。 さん(30代/女性/正社員/独身)
にゃん さん(40代/女性/パート・アルバイト/既婚)
良い
クイオモ さん(40代/男性/正社員/独身)
黒猫 さん(30代/女性/パート・アルバイト/既婚)
もも さん(30代/男性/個人事業主/独身)
ふつう
キキキさん さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
マユミちゃん さん(30代/女性/公務員/独身)
ミッツ さん(50代/男性/正社員/既婚)
悪い
カワウソさん さん(40代/男性/経営者/独身)
ねこだいすき さん(50代/女性/個人事業主/独身)
サードマンさん(20代/男性/正社員/既婚)
かなり悪い
ぷらこ さん(40代/女性/個人事業主/独身)
名無し さん(20代/男性/正社員/独身)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年01月18日~2019年02月18日