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『狭い世界のアイデンティティー』とは
狭い世界のアイデンティティーは、講談社から発行している月刊モーニングtwoで連載開始。作者は押切蓮介、漫画のジャンルは業界パロディ。腐敗が蔓延している漫画の業界の中で、頭角を出すのに必要なのは漫画の力ではなく暴のチカラだった。
『狭い世界のアイデンティティー』1巻のあらすじ・見どころ
20XX年東京、ようやく64ページの漫画原稿を書き終えて、件社の週刊青年漫画グッドナイト編集部へ持ち込み人生を変える予定の青年がいました。青年には必ず売れっ子作家になって妹の神藤マホを楽にさせてやるという強い気持ちがあり、日頃から漫画家としてのサクセスストーリーを思い描き夢に溢れていました。しかし、その青年は件社の上階から突き落とされ串刺しになり命を落としてしまいます。青年が非業の死を遂げてから時が経ち年末の忘年会シーズン、件社が帝王ホテルで開いた謝恩会の場に神藤マホが訪れます。神藤マホは今年度の週刊青年漫画グッドナイト年間賞で佳作を受賞し、件社から謝恩会への招待状が直々に届いていたからです。しかし、神藤マホには別の目的がありました。
『狭い世界のアイデンティティー』の登場人物
神藤マホ
件社の週刊グッドナイト年間新人賞を受賞した漫画家。漫画の持ち込みに行った兄を、件社の上階から突き落とし串刺しにした兄の仇を見つけ出すため、付け焼刃で漫画を覚え佳作を受賞し件社の謝恩会に潜入する。好奇心を倍増させる経穴をつくことができる。
月井葉助
件社の週刊グッドナイトに昨年配属され、神藤マホの担当になった編集者。野心が強く、穿った考えの持ち主。新人編集者は百人の新人作家の屍で成り立つと考え、とにもかくにもその屍を築き上げ高みを目指そうとしている。神藤マホの兄が殺された時に週刊グッドナイト編集部に居た数少ない人物。編集部のある事実を神藤マホに告げようとするが何者かの手によって拉致される。
小泉聖子
漫画家交流会という飲み会の幹事をしている女性。1人八千円の参加費から五千円をピンハネして生活している。数々の作家に飲み会の詳細を一斉送信することを大変と言い、その仕事にプライドを持っているという。飲み会の途中退場にはペナルティとして3万円という無茶苦茶な請求する。
編集王
件社に勤務している編集者、週刊青年グッドナイトを担当している。漫画家限定の交流会に自ら出向き、グッドナイトの連載枠や大ヒットする好条件の環境を漫画家達にチラつかせ、争いを生み出すことを作家をふるいにかける手段と考えている。ライバル出版の作家を消し、書店内でライバル出版社である珍歩社の棚を手に入れられることに喜びを感じている。
『狭い世界のアイデンティティー』の世界
謝恩会
件社が帝王ホテルで催す大規模な忘年会。ありとあらゆる著名な漫画家や、関係者が集結する一年に一度の大舞台。弱肉強食の世界を見事勝ち進んだ中堅漫画家達は数々の思惑を胸に参加し、大御所作家も、己が積み重ねてきた実績をダイレクトに感じる事ができるこの機会を逃すまいと意気込んでいる。単純な食事だけではなく雑誌の表紙を飾ったグラビアアイドル達の紹介や、今年打ち切りになった作家の見せしめなど催し事も多い。神童マホは週刊グッドナイト年間新人賞受賞の挨拶で、他の新人賞受賞者を暴力で叩きのめした。
件社
大手の出版会社。堂々とそびえ立つ豪壮な構えをした自社ビルの裏手に超大型の焼却炉が存在し、ボツネームと作家の夢を燃やしつくしている。
漫画家交流会
ありとあらゆる漫画家が編集者抜きで集い親交を深める交流の場。吉祥寺、下北沢、新宿ゴールデン街、各地域別の漫画家のコミュニティーが一つの場所に集まりお互いの健闘を称えあう場所。普段、内にこもって仕事をする生業だからこそ新たな刺激を求めて集まる。
『狭い世界のアイデンティティー』の感想・評価
とても良い
エン さん(20代/女性/学生/独身)
く~ さん(40代/男性/個人事業主/独身)
森田< さん(40代/男性/個人事業主/独身)
たろ さん(40代/男性/正社員/既婚)
ビースケ。 さん(30代/女性/正社員/独身)
良い
ポプテピピッコ さん(20代/女性/無職/独身)
名無し さん(20代/男性/学生/独身)
マスクマン さん(30代/男性/個人事業主/独身)
ふつう
かのじ さん(60代/男性/無職/既婚)
ミネソタの人… さん(50代/男性/個人事業主/独身)
はなこ さん(30代/女性/個人事業主/独身)
悪い
マリラ さん(30代/女性/個人事業主/既婚)
名無し さん(20代/女性/正社員/既婚)
せりん。 さん(40代/男性/個人事業主/独身)
かなり悪い
ぷらこ さん(40代/女性/個人事業主/独身)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年01月21日~2019年02月21日