『Danza』とは
『Danza』は、オノ・ナツメが友情や絆をテーマに描いた。作品のジャンルはヒューマン系だ。コミックは、モーニング・ツーで連載していた6つの作品を載せている。原作者自身初めての短編集として講談社から出版された。
『Danza』1巻のあらすじ・見どころ
第1話の主人公のイーヴォは、父親・叔母の元を訪れるために鉄道に乗っていました。乗車中、周囲の人々と意気投合し、気持ち良く鉄道から降りました。しかし、停留所で父親に無言でカバンを持って行かれ、憂鬱な気持ちになっています。バイクで走り去るピッポの姿にイーヴォは唖然としましたが、直ぐに気持ちを切り替え、走って実家に向かいました。実家に到着すると叔母に笑顔で出迎えられ、ホッとしています。父親との微妙な関係性に戸惑いながらも、葡萄の収穫作業を手伝う中で、父親に対する気持ちが徐々に変化していきます。不器用ながらも家族に愛情を持っていた父親の真意に気付き、親子の距離が縮まりました。その他、第2話~第6話でも男同士の絆を題材にしてストーリーを展開しています。
『Danza』の登場人物
イーヴォ
イーヴォは、心優しい青年だ。両親が離婚した時に母親に引き取られたため、父親や父方の親戚と長期間にわたって疎遠になっていた。約10年ぶりに父親達との再会を果たした。以降、父親・叔母の畑で定期的に葡萄の収穫を手伝っている。その際、母親には秘密にして訪れている。
ピッポ
ピッポは、イーヴォの父親だ。イーヴォの母親と激しい喧嘩を繰り返した末、離婚した。無口な上に頑固なため、勘違いされることが多い。バイクでバスの停留所にイーヴォを迎えに行った際には、無言でイーヴォのカバンを持ち去ったことから、周囲の人々に泥棒と間違えられた。また、息子に対して強く逞しい男になってほしいと願っており、イーヴォに殆ど干渉しない。イーヴォが帰省する日、叔母に声を掛けられるまで庭で新聞を読み、イーヴォを迎えに行こうとしなかった。
イーヴォの叔母
イーヴォの叔母は、旦那、ピッポと一緒に生活している。イーヴォと対面することを楽しみにしている人物の1人だ。イーヴォ・ピッポそれぞれに配慮し、親子関係を修復させようとする。その一方では、イーヴォの母親のことを嫌い、『あの女』と呼んでいる。
イーヴォの母親
イーヴォの母親は、イーヴォを溺愛している。イーヴォが父親や父方の親戚と会うことを好ましく思っていない。ある時、イーヴォが父親の元で葡萄の収穫を手伝うことを相談すると、激怒して猛反対した。
『Danza』の世界
畑
畑は、ピッポが親戚の協力を得て購入した。購入した当初は農作業に向いていない土壌だったものの、ピッポ達が努力を続けて立派な葡萄畑にした。畑での作業が、イーヴォとピッポが心を通わせるきっかけとなっている。畑で栽培・収穫した葡萄は、そのままの状態で出荷するだけでなく、ワインの醸造に活用している。
長靴
長靴は、イーヴォが葡萄の収穫作業を手伝うために準備したアイテムだ。イーヴォは、ピッポの自宅に到着した直後、カバンの中から長靴を取り出して叔母に見せた。その後、長靴を着用する中で、ピッポの本当の気持ちを知るチャンスを得た。
小さな町
小さな町は、ピッポ、イーヴォの叔母夫婦が生活を営んでいるエリアだ。名前の通り規模が小さいため、公共交通機関で会った人と道端で偶然再会する可能性が高い。
湖
湖は、第2話のストーリーの鍵となるスポットだ。主人公は、湖で味わった出来事を通じて、人との繋がりの大切さを強く感じた。自身の考え方や習慣を見直している。
『Danza』の感想・評価
とても良い
ハンセル さん(40代/男性/専業主婦(主夫)/既婚)
ましゅまろ さん(20代/女性/個人事業主/独身)
だぐらす さん(30代/男性/正社員/独身)
焼肉定食 さん(20代/女性/学生/独身)
za11 さん(20代/男性/学生/独身)
良い
すー さん(30代/女性/正社員/独身)
とらすけ さん(30代/男性/個人事業主/既婚)
ひょんひょん さん(20代/女性/学生/独身)
セイノ さん(40代/男性/正社員/独身)
くゆる さん(30代/女性/無職/独身)
りょマンガ さん(20代/男性/学生/独身)
ふつう
こにょ さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
ケイ さん(40代/男性/個人事業主/独身)
果実酒 さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
いまいちど さん(50代/男性/正社員/既婚)
かなえ さん(50代/女性/個人事業主/既婚)
べれおた さん(50代/男性/無職/独身)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年01月16日~2019年02月16日