目次
『マッドキメラワールド』とは
マッドキメラワールドとは、講談社出版、モーニング・ツーで連載されている漫画作品。作者は岸本聖史。ジャンルは架空の未来を描いたSFで、バトル、パニック、ゴア表現の要素を含んだ内容。弱肉強食のハードな世界観となっている。
『マッドキメラワールド』1巻のあらすじ・見どころ
オスの立場が非常に弱い、複数の生物が混ざったような謎の生物たちが住む世界が舞台になります。人間やその他の生物はすでに絶滅していて、弱肉強食のメスがオスを食らう世界です。この世界のオスは『ここへ来い』という内から呼ばれるような声を聞いており、女装している主人公のミツキもその声を聞いています。ミツキは知識欲が強い人間に似たオスで、普段は姉のウサギに従い隠れ家に隠れています。物語の始まりはタコに似た生物に出会う場面から始まります。
外でアリに似た生物の観察をしていたミツキは、ハチ型のメスに追われているタコ型のオスと知り合います。姉のウサギがハチを退けてタコを隠れ家に案内しますが、ハチの仲間に3人とも巣に持ち帰られてしまいます。危険な場面もありましたが、3人で協力してハチを退けて危機を乗り越えました。その後はタコに勧められて、姉のウサギと協力しながら内から呼ばれる声に従って未知の場所に向かいます。途中ではミツキたちを捕食しようとする生物やウサギに交尾を迫る生物がおり、協力して危険を排除していきます。
『マッドキメラワールド』の登場人物
ミツキ
マッドキメラワールドの主人公。ウサギに言われて普段は本が置いてある隠れ家から出ない。本の知識から生物についての知識が豊富で、さまざまな生物の生態や緊急時の対応に詳しく、その知識が危険な世界で役に立つことが多い。知識欲が強く、絶体絶命の場面でも『もっと世界を知りたい!だから私はまだ死にたくないよッ!』と叫ぶ場面がある。メスが強い世界なので胸を大きく見せて香水を付け、メスのふりをしている。
ウサギ
ミツキの姉で、露出の多い服装の剣士。両手両足が機械になっている。弟のミツキを大事に思っており、ミツキに近づく者には容赦がない。ミツキには安全な場所に隠れていて欲しかったが、ミツキの外の世界の知識を知りたいという願いを聞いてからはミツキを守りながら二人で外を歩くことになる。
タコ型の生物
ミツキにタコさんと呼ばれるタコに似た生物。ハチのような巨大なメスに追われていたところを、アリに似た生物の観察をしていたミツキと出会いミツキを身代わりに助かろうとする。当初は動物の本能に忠実な行動が多いが、ミツキの生きたいという意思に刺激されてミツキとウサギを助けようとするなど理性的な行動を取るようになる。周りの景色と同化する擬態の能力を持つ。
ガガンボ型の生物
ウサギを一目見て気に入るガガンボ型のオス。メスと間違えられるように胸を膨らませたり、ウサギにプレゼントを渡して求愛するなどガガンボに似た習性がある。
カマキリ型の生物
人間によく似た姿をしているが両腕にカマを収納している。物語の冒頭から登場しており、本能に従ってより強いオスを探していた。オスを巡る多くのメスの争いを無傷で勝利するなど戦闘力が高い。ウサギを仕留めようとしたところで前に立ちはだかったミツキに本能が揺らぎ、その隙を突かれてウサギに倒される。
ハリガネムシ型の生物
カマキリ型のメスの体内に潜んで本能を操っていたオス。全てのオスに聞こえる、内から呼ばれる声の正体を知っているようで自分の望む世界を実現するという言葉を残して逃げ去る。
ハチ型の生物
ハチに似た生物。一匹がタコを追っていた途中でミツキを狙い、逆にウサギに撃退される。隠れ家にハチの死体を持ち込んだことで他のハチたちがミツキたちの隠れ家に殺到して、巣に連れ帰られてしまう。
ミミズ型の生物
船で移動している最中に出会う、人間の体にミミズの頭部が付いたような生物。ミツキたちを『み・・・水ゥゥ!!!』と言いながら追ってくる。ミツキの知識とウサギの剣によって撃退された。
『マッドキメラワールド』の世界
本
ミツキたちの隠れ家に大量に置かれている本。ミツキはこれを読んで過去のできごとや動物の生態をある程度把握しており、危険な場面では本で得た知識が切り札になる場合が多い。生物の本がお気に入りで、隠れ家を出た後も大事に持ち歩いている。
ミツキのメモ
ミツキが新しい発見をした時に書きこんでいるメモ。特に動物に対して知識欲が強いため、新しい動物を見かけると興奮しながら観察してメモに書きこんでいる。
ウサギの手足
ウサギの両手両足の義手と義足。ただの手足の代わりではなく、機械仕掛けになっていて変形し切れ味が鋭い。片手でもう片手の義手を引き抜いて剣にしたり、かかと落としで敵を両断する。ミミズ型の生物と戦った時は衝撃で両手が取れるものの、義手が自立してウサギに駆け寄ってくる場面があった。ミツキがメンテナンスをしている。
船
ミツキが本の知識で作った砂の上を走る小型の船。小さな車輪が4つ付いており、狩った生物の皮を帆にして、風を受けて高速で前進する。
ゲート
1巻の終盤でハリガネムシが口にした単語。オスにだけ聞こえる内から呼ばれる声の秘密に関わるようだが、現時点では正体は不明。
『マッドキメラワールド』の感想・評価
とても良い
ラメ さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
いるという尖がった漫画です。女性キャラもかわいいし、まだ読んだことのない人はぜひ一度読んでみてください。
く~ さん(40代/男性/個人事業主/独身)
ふくろうモモコ さん(40代/女性/個人事業主/独身)
みかん さん(40代/男性/専業主婦(主夫)/既婚)
良い
センター さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
とっしー さん(40代/男性/個人事業主/独身)
ららら さん(30代/女性/正社員/独身)
マルコ さん(50代/男性/正社員/既婚)
持田 さん(20代/女性/個人事業主/独身)
ふつう
マユミちゃん さん(30代/女性/公務員/独身)
ケイ さん(40代/男性/個人事業主/独身)
キメラ さん(40代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
トミー さん(50代/男性/経営者/既婚)
桜あんぱん さん(40代/女性/正社員/既婚)
悪い
りんご さん(20代/女性/学生/独身)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年01月16日~2019年02月16日