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『おはようおかえり』とは
講談社の「モーニング・ツー」にて連載され、著者は鳥飼茜である。京都で生まれ育った主人公の一保が、仕事や恋愛に奮闘する物語。2人の姉に振り回され、社会に揉まれながらも、一保の成長を描いたコメディ作品である。
『おはようおかえり』1巻のあらすじ・見どころ
京都で生まれ育った主人公の堂本一保は、京都の老舗会社でお香を販売する営業マン。入社3年目で仕事に邁進する毎日ですが、進んで自己主張をしない性格が仇となり、営業成績はふるいません。プライベートでは2人の自由奔放な姉に振り回されたり、要求の多い彼女に困らされたりしますが、押しに弱く、自分の気持ちを上手く伝えることができません。不満を感じつつ、いつも意見を飲み込んでしまいます。懸命に生きているはずなのに、良いことがないと感じる一保。そんな日々の中で、合コンに参加し、ある女性と出会います。その女性に自分の欠点を指摘され、カッとなり口論となりますが、一保は「自分に足りていないもの」は何かにようやく気付き始めて・・・?
『おはようおかえり』の登場人物
堂本一保
京都生まれの京都育ち。お香を販売する小さな会社で、営業マンをして3年目である。優柔不断な性格で、あまり自己主張をせず、相手の意見を尊重することが多い。実家を出て一人暮らしをしているが、ずぼらな2人の姉がよく入り浸るため、掃除や料理などの家事をいつもさせられている。関東出身の女子大生と付き合っている。
堂本 奈保子
一保の姉で、容姿端麗だがずぼらな性格。料理や掃除をしたくないため、一保の部屋に入り浸って家事全般を委ねる毎日。一保の会社の社長と街で偶然すれ違い、一目惚れされる。自身の離婚歴を隠し、社長と距離を縮め始める。
堂本 理保子
一保の二番目の姉。美人で長身なため人目を引くが、奈保子と同じくずぼらな性格である。関西のローカル番組である「探偵ナイトスクープ」を週末に観ることを楽しみにしている。姉の奈保子と共に、京都の路地裏で輸入アクセサリーを扱うショップを運営している。
新谷 有里恵
一保の彼女。関東出身の大学生。優しい性格だが強引さに欠ける一保に対し、不満を持っている。積極的にアプローチしてくる別の男性に惹かれ始めている。
福住 伸一
一保が勤務する会社の社長。父親の会社を継いで社長となった。傾きかけた会社を立て直し、堅実に経営している。独身で女っ気のない生活をしていたが、奈保子に一目惚れし、生まれて初めてナンパをする。
『おはようおかえり』の世界
おはようおかえり
京都弁で「早く帰ってきてくださいね」を意味する。「無事に帰ってきてほしい」という願いも含められた言葉である。
鴨川
京都市の中心地を流れる川。この川の四条大橋の土手は、デートスポットとして利用されることが多い。一保の働く会社が鴨川の近くにあるため、有里恵と会う際には頻繁に訪れる場所である。有里恵とケンカをしたり、仲直りをしたりする場所は決まって鴨川の土手である。
重曹
天然素材でできた洗剤。掃除や料理に汎用性が高いため、一保がいつも持ち歩いている。『茶渋落としなどの洗い物だけじゃなく、湯に少量溶かせばお茶もおいしなります!』と熱弁し、会社の同僚を驚かせている。一保の家事スキルの高さを示すアイテム。
福寿堂香舗
京都の烏丸通に位置する、一保の勤務する会社である。創業180年の老舗だが、先代社長の経営時より規模を縮小して再建したため、会社としての規模は小さめ。お香を販売しており、百貨店などに卸しているが、売り上げは芳しくない。
『おはようおかえり』の感想・評価
とても良い
ささくれ さん(40代/女性/パート・アルバイト/既婚)
とっしー さん(10代/男性/学生/独身)
ひなこ さん(30代/女性/正社員/独身)
飛ぶ鳥 さん(60代/男性/個人事業主/既婚)
良い
ヤフー さん(50代/男性/正社員/既婚)
名無し さん(10代/女性/無職/独身)
ふつう
なーさん さん(10代/女性/学生/独身)
たけちゃん さん(50代/男性/正社員/既婚)
とんぼ さん(20代/女性/個人事業主/独身)
デルイ さん(40代/男性/正社員/独身)
桃 さん(30代/女性/パート・アルバイト/独身)
そらた さん(30代/女性/無職/独身)
悪い
ぷらこ さん(40代/女性/個人事業主/独身)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年01月16日~2019年02月16日