漫画『ガールズザウルスDX』の感想・無料試し読み

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『ガールズザウルスDX』とは

『ガールズザウルスDX』は、楠桂による恋愛コメディ漫画である。小学館が発行している月刊サンデーGENE-Xにて2002年~2008年まで連載されていた。元々は「ガールズザウルス」という名称で週刊少年サンデー超にて連載されていた作品が、掲載紙の移行に伴い、題名も変更されたもの。主人公・知立真吾との恋愛関係を巡って、ヒロインたちと真吾のドタバタな日常が展開される。

『ガールズザウルスDX』のあらすじ・魅力

知立真吾は、見た目が怪物のような女性に一目惚れされたものの、告白を断ったことで襲われ重傷を負った経験がありました。それ以来、女性恐怖症になったものの、実は犯人が同じ学校に通う西春遥だと知ります。遥は、ダイエットにより外見がすっかり変わっていました。しかし、真吾の女性恐怖症は変わらず、遥への恐怖心もなくなりません。そんななか、真吾に好意を寄せる女性たちが次々と現れます。その女性たちは、遥と比べても遜色がないほどの変わり者ばかりです。

女性恐怖症を克服しようと努力するものの、個性的すぎる女性たちに振り回され、全く立ち直れません。『女はザウルスだから!』と怯えながらも、女性に囲まれた真吾の学校生活は続いていきます。女性恐怖症であることを隠しつつ、女性たちとの交流を続けていくなかで、次第に真吾は自分のなかで芽生え始めた遥に対する想いに気づいていくのです。

『ガールズザウルスDX』の印象的なエピソード

1巻1話:まずは前作のおさらいから!

実の妹でさえ「ザウルス」として扱うほど、重度の女性恐怖症になってしまった真吾の日常は、苦難と災難の連続です。しかも、その原因となった女性・西春遥は、彼と同じ学校に通う同級生だから大変。遥も真吾にケガを負わせてしまったことに責任を感じ、どうにか償おうと必死になります。しかし、女性恐怖症を周りに隠している真吾にとって、遥の行動はありがた迷惑でしかありません。そんななか、真吾に好意を寄せる金山希にホテルに連れ込まれて困惑してしまいます。怯える彼を助け出したのは、ほかでもない遥でした。この件に関しては、真吾も素直に感謝するものの、遥の『罪滅ぼしのつもりだから』という言葉には納得がいきません。

なぜなら、彼が遥に負わされた傷は全身30針も縫う大ケガだったからです。不満そうな真吾に対し、遥は『なんでもしていいから』と言い出します。復讐を考えた真吾は、自分がされて一番いやなことを実行しました。それは、遥をぎゅっと抱きしめること。相手を怖がらせるために選んだ行為でしたが、結果として遥が抱く真吾への好意はさらに強くなります。前作「ガールズザウルス」までの登場人物と作品の雰囲気がよくわかる話です。主要なザウルス(女性)たちの簡潔な紹介と、知立真吾が女性恐怖症に至った原因までが簡潔にまとめられていて、この話が楽しめれば本作は最後まで読みたくなるでしょう。

1巻5話:好みは人それぞれ

ガールズザウルスDXではめずらしい男性キャラクター・荒畑がメインとなる話です。真吾の周りにいる女性たちがあまりにも個性が豊かな人物ばかりというのもあり、荒畑も常識からはかけ離れています。彼の特徴を一言で表すなら「デブ専」です。前作にて、痩せる前の遥に惚れていた事実が発覚。元の姿に戻すために、遥に大量のお菓子を食べさせようとして失敗した過去があります。通っていた男子校で、ボクシング部から追い出されるほどの荒畑は、たまたまカツアゲに遭遇していた真吾を助けます。荒畑にも自分と同じように過去の遥に襲われた経験があることを知っている真吾は、女性恐怖症について打ち明けても理解されるだろうと期待します。

ところが、実際は遥に負けたことが理由で好意を寄せているようになった荒畑からは共感を得られないと感じて断念します。代わりに、真吾は女性がかわいく見えないという相談を持ちかけます。すると、荒畑は『まず女の魅力は肉だ!!』と力説するのです。そして、真吾が女性をかわいいと思えるようにアドバイスをします。彼の助言に従って行動する真吾ですが、思ったような成果は出ません。一方、荒畑は遥と再開します。ダイエット前の自分を卑下する遥に対し、『あの頃の自分を悪く言うんじゃねえ!!』と言う荒畑。その言葉に少しだけ喜びを覚えつつも、痩せた姿を嘆く荒畑に腹を立てます。その後、遥は真吾を探します。荒畑から話を聞き、真吾のために協力したいと申し出るためです。

しかし、女性恐怖症の彼からすれば、遥が近づいてくることさえ恐ろしく逃げ出してしまいました。学校から帰ろうとしている真吾の前に、他校の女子生徒が現れます。荒畑を探しているその女性は、なんと真吾をカツアゲしていた不良の一人でした。太っていたはずの彼女は、荒畑に容姿を褒められたことで痩せてきたといいます。真吾は愛の力を目の前にして呆気にとられるばかりです。そこに、待ち合わせをしていた荒畑が来るのですが、女子生徒に対して『鶏ガラみてーでどっこも魅力ないじゃんか』とデブ専ぶりを発揮します。秘密のツボで無理に痩せていた女子学生は、ショックのあまり再び体型が戻っていくのです。

その過程を目撃した真吾は、さらなるトラウマと女性恐怖症を抱えることになりました。最初から最後まで、荒畑の偏った愛情が暴走する回であり『恋愛って難しい』とため息をついてしまう話です。この荒畑というキャラクターは、笑える個性を持ったキャラクターというだけではなく、真吾と遥の関係に大きな影響を及ぼす人物でもあります。

3巻16話:いくつになっても女は女!

女性恐怖症の真吾にとって、同級生の女の子から迫られるのは精神的に苦しいばかりです。今日も遥や希がお菓子を作って、真吾に食べさせようとします。そんななか、真吾は『古文の上前津桜先生こそ理想の女教師だ!!』と叫びました。オールドミスと呼ばれる上前津は『ただのお年寄りだから』と感じているため、女性恐怖症があっても普通に接することができたのです。女性恐怖症のことを知らない遥たちは驚きを隠せません。しかし、その話を聞いてもっとも心を揺さぶられたのは上前津本人でした。

翌日、真吾たちの前に現れた上前津は、フェロモンたっぷりの美女に。そして、真吾の言葉を本気で受け取った彼女は、真吾と結ばれるためにあの手この手を尽くすという話です。もはやナンセンスと言えるほどの内容で、コメディ全開のとてもおもしろい内容になっています。『更年期の女といえどフェロモンに目覚めれば!!』という理屈にならない理屈が出てきて「そういうものなのか」と納得しそうになるほどの勢いがあるからです。最後のオチが、学校の生徒たちから告白された上前津がさらに若返ってしまうという、壮絶な展開で幕を閉じるのは圧巻。まさに、ガールズザウルスDXの真骨頂とも言えるエピソードでした。

4巻19話:ラブコメの定番!ヒロインの実家訪問

所属しているボクササイズ部のジムを掃除していた真吾の前で、派手に転ぶ女子生徒が現れます。真吾はドジっ子の星ヶ丘蛍が部活に現れたと考えるのですが、蛍は直後に部室へ入ってきます。実は最初に転んでいたのは遥であり、その後も、転んではあられもない姿を見せてしまいます。『ドジってうつるんだっけ?』と真吾たちはあきれるばかりです。ところが、よく見てみれば遥の身体に発疹があることに気づきました。体調を崩した遥を家に送らなければいけないという話になったものの、女子生徒はそれぞれ理由があり同行できません。そこで、付き添いに選ばれたのは真吾でした。

遥の実家のそばまで来ると、近所のおばさんから『そこの三姉妹には気をつけな』と警告を受けます。恐る恐る家へと向かうと、チカンに勘違いされたことで気絶させられてしまいます。目を覚ませば「勝負服」を着た女性が2人。遥の姉妹だという2人は『古今東西男は女の裸が好きなものでしょう?』と言い、世の中の常識だと豪語します。それを女性恐怖症の原因となった襲撃事件の要因のひとつだったと確信する真吾。同時に『おれは正真正銘女の裸に興味はない!!』と言ってしまいます。これで火が点いた姉妹は、真吾を誘惑しようと追いかけまわします。おそろしくなって逃げ惑う真吾がたどり着いたのは、病気で眠っている遥の部屋。意識がもうろうとしている遥に『これは夢!!』とごまかしにかかります。

すると、遥は目の前の出来事が夢だと思い込んだまま真吾に抱き着き、なんとキスまでしてしまうのです。その結果、真吾は胸が苦しくなるのを感じます。『これってもしかして、おれは西春遥に……』という予感を覚える真吾。そして、その予感は的中し、彼は西春遥に風邪をうつされていたことが発覚したのでした。ヒロインキャラクターの私生活が垣間見える実家訪問の話です。初登場する西春姉妹のインパクトと、新しい展開を予感させておきながら、きっちりオチまで持っている構成はまさにラブコメの王道です。

5巻28話:これでも立派な男です

通学中の電車内は真吾にとって憩いの場です。ほとんどの女性が女性専用車両に乗るため、男性ばかりの車両内は快適そのもの。しかし、真吾に好意を寄せる遥たちはおかまいなしで迫ってきます。慌てる真吾に『わたしがチカンに遭わないか心配?』と、遥はどこかうれしそうに尋ねます。すると、本当にチカンが現れて遥の胸を掴んでくるのです。遥はキック一発でチカンを撃退し、ほかの女性たちも独自の方法で悪漢を追い払います。そんななか、真吾は見知らぬ女子学生がチカンに遭遇しているのを発見してしまうのです。

知り合いの女性たち同様に追い払うものと思っていたものの、反撃もできないまま困惑するばかり。見かねた真吾が大声を上げると、駅に着くなりチカンは逃げ出したのです。真吾にお礼を述べる少女は立ち去ったものの、翌日にも同じような状況で再会することに。江南翼と名乗る少女は、真吾の通う学校に想い人がいると伝えてきます。真吾はそんな彼女に協力を約束するのです。学校に到着した真吾はどこか上機嫌であり、遥たちからは疑いの眼差しが向けられます。

実は、真吾の女性恐怖症が翼に対しては起こらなかったのです。『女性恐怖症が治ったのか!?』と喜びますが、遥に近づいた途端に症状が現れてしまいます。なぜ翼にだけ女性恐怖症が発生しないのかはわからないまま、遥も協力する形で校内の探索を再開します。そして、見つかった翼の想い人はなんと希だったのです。女性に告白する姿を見て、翼が男性であると気づく一同。翼は男性だったから、真吾の女性恐怖症も起こらなかったというオチでした。結末に至るまで、翼はずっとスカート姿で描かれているにもかかわらず『あのスカート姿は、その甘い容姿が見せた幻覚!』という、これまたガールズザウルスDXらしい展開に仕上がっています。

8巻50話:最強の女子、その名は「母ちゃん」

真吾の周りにいる女性は、全員クセ者ばかり。しかし、そのなかでも一際異彩を放っているのが真吾の母親です。この話では、真吾の母がこれまで真吾を悩ませてきた女性たちを一刀両断にしていきます。いつものように、遥からの強烈な一撃を受けた真吾は気絶してしまい保健室に運ばれます。学校からの連絡で迎えに来た真吾の母は『うちの息子をいじめたのは誰だい!?』と怒りが収まらない様子です。遥は正直に頭を下げ、真剣に謝ります。すると風向きが一変、母親の怒りの矛先は真吾に向かいます。女の子にケガをさせられたことを情けないと言い始め『男子校に転校しよう!』と提案するのです。

慌てた真吾や遥たちは思い留まるように説得を始めますが、母親の決定は絶対だと聞く耳を持ちません。真吾の母から挑発を受けたこともあり、遥たちはなんとしても転校を撤回させようと躍起になります。バストサイズ勝負ではウエストサイズを棚上げし、生花勝負は増加のほうが経済的だと言い張り、ドジっ子勝負では「できちゃった婚」を自慢するという横暴さを見せつけてきます。遥との料理勝負では、手の込んだ料理よりもお手軽時短できるほうが大切だと力説する真吾の母。しかし、真吾がおいしいと認めたのは遥の料理でした。これで転校は取り消しかと思いきや『母親の権限はもはや神の領域なの!』と言い出します。そこから母親が決めた相手なら真吾の嫁になれるという話に展開するのです。

真吾に好意を寄せる女子生徒たちは急に態度を変え、母親に自己アピールを開始します。どうにか止めようと、真吾は彼女たちの欠点を指摘していくものの、母親は『すてきなハードルね』とむしろ乗り気になるばかりです。妄想が行きすぎて、妹との禁断の愛まで勧めてくる始末です。そして、最終的には『究極の禁断愛!!』と称して、母親である自分が選ばれるというオチをつけてきます。結局、話を落とすために適当なことを言っていたことが発覚し、女子生徒たちは文句を言いますが、真吾の母は聞く耳を持ちません。代わりに、真吾の転校については撤回する宣言するのです。

そして、遥に対して『あんたは若い頃のわたしに似ているよ……』と告げて去っていきます。ただし、遥はその一言を喜んでよいのか、全くわからないのでした。真吾の母が登場する回は、毎回内容がハチャメチャになります。ドタバタ系のラブコメにおいて、主人公の母親というのは独特の立ち位置になるものです。ただ、ヒロインたちを全員相手にしても消えない個性を持つ母親というのは、コメディ作品というのを差し引いても強力すぎて忘れられなくなります。

10巻63話:とうとうバレた真吾の秘密

真吾が遥への好意を自覚したことで、悩みを抱えることになる話です。ようやく遥への想いに気づいたものの、女性恐怖症が治ったわけではありません。むしろ、好きな女性が目の前にいるにもかかわらず、直視さえできない状況が彼を困らせるのです。真吾が恋で苦悩する一方で、遥は『知立くんは何かの重い病気!?』という勘違いを始めます。女性恐怖症から吐血する姿を見てしまったためです。たしかめるために保険医の扶桑に尋ねるものの『守秘義務があるので』とかわされてしまいます。

ところが、それによって疑念が確信に変わり、真吾が不治の病にかかっていると思い込み始めてしまうのです。しかも、それを大声で口にしたため、ほかの女子生徒たちまで真吾の死期が近いと勘違いしてしまいます。ここから女子生徒たちの暴走が始まり、真吾は困惑するばかりです。女性恐怖症のことを打ち明ければ解決するとわかっていても、その後の展開が恐ろしくて真実を話すこともできません。そんな折、真吾を死なせたくない遥は、心霊商法に騙されて30万円のペンダントを購入してしまいます。

さらに、もっと効果があるという300万円のつぼも買うと言い出し始めるのです。遥の暴走を見過ごすこともできず、真吾はとうとう女性恐怖症が原因であると告白します。そして、原因を問い詰められた真吾は『女にひどく殴られたことがあって……』と白状するのです。それを聞いた遥はすぐに気づきます。真吾の女性恐怖症が自分のせいだと。ようやく相思相愛になった真吾と遥の前に立ち塞がったのは、2人が出会ったときに起こった事件とそこから始まった女性恐怖症でした。ここまで散々ノリと勢いばかりの展開を進めてきたにもかかわらず、一気にシリアスな方向に話が進む転機となる話です。この後の展開が気になって、一気に引き込まれる回でもあるため、見逃せない一話だと言えるでしょう。

10巻64話:ついに告白!めでたしめでたし?

前回の終わりで、ずっと隠してきた女性恐怖症がボクササイズ部の女子生徒たちに知られてしまった真吾。今後の学校生活に不安を抱くものの、どうも女子生徒たちの様子がおかしいことに気づきます。先輩の晶は普段は着けていないブラジャーをきちんと身に付けていますし、真吾を誘惑しようと息巻いていた希もスカートの下にジャージをはいているのです。どうやら女性恐怖症のことを知った彼女たちは、真吾を気づかって極力病気が悪化しないように心がけてくれている様子でした。

ところが、遥からはむしろ避けているように感じ、真吾は不安を覚えます。そんなときに、変装までして真吾から離れようとする遥を発見します。理由を尋ねると『知立くんの目の前から消えるの!!』と取り乱してしまうのです。告白を断られたことに逆上してケガを負わせてしまった事件が、真吾を女性恐怖症にしてしまったと知り、遥は自分を責めるようになります。結果、暴行事件の犯人として自首するとまで言い出すのです。その頃、荒畑も真吾の女性恐怖症について聞かされて耳にします。以前に真吾と遥それぞれから聞いた話を思い出し、真実に気づくのです。

すると、自首しようとする遥の姿が目に入ります。女の子にケガをさせられたと世間に知られれば、真吾のプライドが傷つくからと、荒畑も遥に自首を止めるように説得します。遥は何とか思い留まるものの、彼女に横恋慕を続けていた荒畑は『キミが俺の奴隷になるのなら黙っていてあげるよ』と脅迫するのです。遥は仕方なく荒畑の要望を受け入れ、真吾にも彼と付き合うことにしたと伝えます。どんな無理な要求や恥ずかしい命令をされるのかとビクビクする遥ですが、荒畑はただ彼女にやさしく接するばかりです。おかげで『これって、わたしが憧れていた憧れの男女交際』と、遥の気持ちは揺れ動いてしまいます。

その一方で、真吾はボクササイズ部でほかの女子生徒たちと普段通りのお色気トラブルに巻き込まれているものの、表情ひとつ変えません。彼の視線の先には、荒畑と楽しそうに過ごしている遥の姿がありました。我慢ができず、遥から離れるように声を荒げる真吾。『どうせ、お前にはこんなことできないんだから』と、荒畑は遥の肩を抱き寄せます。真吾も勇気を出して同じように肩を抱きました。対抗心を燃やした荒畑は、さらに過激なスキンシップを図ります。応戦しようとする真吾でしたが、女性恐怖症のせいで苦しくなってしまいます。それでも遥を失いたくない一心で、ついに自分からキスをするのです。

しかし、直後に再び症状が悪化します。『わたしにキスするのって吐血するほど?』と腹を立てる遥であったものの、女性恐怖症の真吾が自分からキスしたのは本気で遥を好きだからだという荒畑の言葉に冷静になります。そして、真吾から改めて恋人として交際することを求められ『たとえ、致死量の血ヘドを吐き尽くすことになろうとも!!』と決意を告げられるのです。しかし、最後の一言に動揺した遥は、一週間ほど返事ができませんでした。前作から数えて100話近くも続いた真吾と遥の恋の物語がひとつのゴールを迎える話です。

ラブコメにおけるクライマックスとも言える2人の結ばれる瞬間であり、感動を覚えるはずの話であるものの、そこでもしっかり笑わせてくれるのは作者の意気込みでしょう。また、遥との恋は成就したものの、真吾の女性恐怖症はまだ治っていません。今後も、彼の周りではトラブルが続くだろうと思うと、余計に2人の恋を応援したくなります。

『ガールズザウルスDX』の登場人物

知立真吾

本作の主人公。恐竜のような女子生徒に裸で襲われた経験があり、30針を縫う大ケガをした。それ以来、女性恐怖症に悩まされることになる。本来であれば、女子への興味がいっぱいになるはずの年頃でありながら、女性が怖いと感じる自分の病に悩んでいる。告白のために入部したボクササイズ部だったが、部員の女子生徒たちの押しの強さにタジタジになってしまう。さらに、ボクササイズ部の部員である西春遥が自分を襲った女子生徒の痩せた姿だと知り、悩みはますます深まった。

西春遥

ボクササイズ部の部員。元々はかなり太っていて、そのときに出会った真吾に一目惚れしている。惚れた勢いで裸になってまで告白するが、拒絶されたショックから真吾に大ケガを追わせてしまう。その後、ふられたショックから立ち直るために驚異のダイエットを実現し、以前の姿からは想像もできない美少女になる。おかげで、真吾と再開しても最初は誰だか気づかれなかったほど。ボクササイズ部で磨いた腕前から、すぐに拳が出てしまうところがある。暴力的な面を持ちながら、内面は乙女チックかつ思い込みが激しい。ふられた過去がありながら、それでも真吾への好意を抱き続けている。

金山希

真吾に好意を寄せている女子生徒の一人。見た目は小さく、小学生のような容姿をしている。しかし、内面は肉食系女子そのものであり、真吾を無理やりホテルに連れ込んだりする。手段を選ばず真吾と結ばれようとするものの、女性恐怖症の真吾からは拒まれ続けることに。どれだけ避けられようとも折れない心も持っているため、何度でもアタックし続ける。ただし、真吾からは外見的にはもっとも安心できると言われるほど未発達の身体をしており、本人もコンプレックスを抱いている。

荒畑剛

遥に想いを寄せる他校の男子生徒。腕っぷしが強い乱暴者でありながら、お菓子作りが得意という意外な才能を持つ。ダイエットする前の遥にぶっ飛ばされたことがきっかけで彼女に好意を抱く。しかも、当時の遥の容姿も含めて好きになっているため「デブ専」という特殊な趣向まで持つようになった。そのため、痩せてしまった遥を元に戻そうと、きっかけさえあれば手作りのお菓子を大量に食べさせようとする。顔の傷跡は遥に負けたときのもの。

栄生晶

ボクササイズ部の部長。男になりたいと思っており、ボーイッシュな格好を好む。そのため、普段からノーブラで過ごしている。本人の願いとは裏腹に、女性らしいプロポーションを持っているため、たびたび真吾の女性恐怖症を誘発。男性になりたいと望みながら、真吾に対しては好意を抱いている。良家のお嬢様であり、母親からの束縛が強く、反発することができない。

知立昴

真吾の実の妹。かつては、女性恐怖症になった真吾が唯一まともに向き合える女性だった。ところが、驚異の成長を遂げたことで小学生とは容姿に変貌。外見的な成熟が進むにつれて、真吾の女性恐怖症の対象になっていく。兄である真吾を心から慕っており、すぐに甘えようとする。真吾の女性恐怖症については一切知らないため、避けられるようになって寂しいと感じるように。しかし、そこで諦めるのではなく、母親仕込みの押しの強さで真吾を振り向かせようとする。

星ヶ丘蛍

真吾たちの学校に転校してきた女子生徒。常識では測れないほどのドジっ子であり、周囲に被害をもたらすほどのトラブルをたびたび巻き起こす。極度の方向音痴であり、下着が脱げたことさえも気づかないという鈍感さを見せる人物。真吾の前でも数え切れないほどに転び、そのたびに下着を披露している。ときには、下着が脱げていることに気づかないまま歩き、さらに真吾の前で転ぶことさえある。ただし、本人は自分が周囲に迷惑をかけているという実感が薄い。

『ガールズザウルスDX』の世界

ザウルス

真吾が女性に対して抱いているイメージにつけた別称である。発端は痩せる前の遥から告白を断った際、激昂した彼女から暴行を受けた出来事。以来、女性恐怖症になった真吾は、女子に対して『女はザウルス(恐竜)だ』という思いを抱くようになった。

高校生暴行事件

通り魔によって男子生徒が大ケガを負わされたという事件。被害者は知立真吾である。太っている自分を嫌っていた遥が、真吾から声をかけられたことがきっかけで一目惚れ。勢いそのまま裸で告白した結果、驚いた真吾から拒まれたため、失望と怒りから暴走してケガを負わせてしまったことが事件になった。女性に大ケガを負わされたという事実が恥ずかしいと感じた真吾は、犯人については多くを語っていない。そのため、事件の犯人は未だに捕まらないままである。そのため、遙は真吾との関係に失望すると『自首する!』とたびたび述べている。

右胸のダブルほくろ

遙の右胸の下側にある特徴的2つの並んだほくろ。高校生膀胱事件の際、自分を襲った女子の特徴として、真吾が覚えていたものである。見た目が大きく変わってしまった遙が、自分を襲った犯人だと気づいたのも、このダブルほくろを見つけたからである。

女性恐怖症

遥から暴行を受けてから、真吾が患っている心の病。女性に近づくことをおそろしく感じ、実の妹でさえ避けようとしてしまう。真吾本人は乗り越えたいと考えているが、身近な女性が個性的なこともあり、なかなかうまくいかない。

ボクササイズ部

真吾が所属している部活動。真吾以外は女子生徒だけしかいない。真吾の病を知る保険医・扶桑から女性恐怖症を克服するために入部を勧められる。女性恐怖症の原因となった遥も在籍。

ドジっ子

何もないところで転んだりうっかり下着が脱げたりする性質。蛍が持っている特異体質であり、周囲を巻き込んでトラブルに発展することもある。蛍にとっては日常的なものであり自覚はない。

BL

男性同士の恋愛を描いた漫画作品。ボーイズラブの略である。漫画研究部(漫研部)にて、真吾を主人公としたBL漫画が制作され学校内に出回る。この一件で、遥がボクササイズ部と漫研部を掛け持ちしていることが発覚した。

幻の右

遙が放つ強烈なパンチ。ボクササイズ部で鍛えられた一撃であり、男性一人をふっとばす程度の威力がある。遙かの持つ怪力と凶暴さを象徴する技。自ら名前を口にしながら放つこともあるため、本人にも怪力の自覚があるらしい。

裏番

「裏の番長」の略。真吾たちが通う学校で、密かに噂されている存在である。他校の不良グループが裏番に襲われたことから、正体を暴こうという動きが始まる。最初は怪力自慢の遙が、本人の知らない間に裏番と呼ばれるようになったと思われていた。その正体は、転校生の蛍であり、ドジっ子によって周囲に与える被害の大きさから「裏番」と呼ばれるに至ったと判明。一度転んだだけで、絡んできた不良たちを一蹴するという、遙とは異なる意味での脅威を見せた。その後、蛍は裏番の正体を知る人物からおそれられるようになる。

妖怪「抱いてけ女」

真吾たちが通う学校の近所で目撃される男性ばかりを襲うという通り魔のことを指している。その正体は、真吾や遙の同級生である塩釜口苺である。真吾に想いを寄せる苺は、怪しげな魔術を使ってまで真吾と体を重ねようとし、遙たちにまで危害を加える。見かねた真吾が、決死の覚悟で苺を押し倒したのち、勢いまかせに『ぼくはキミの2番目の男になりたい!』と告げてしまう。その言葉を曲解した苺は、真吾と結ばれるためにほかの男性に抱いてもらおうと、街中をさまよう通り魔として活動することになる展開へとつながっていく。22話のオチとして描かれていた存在であるものの、その後のエピソードでもたびたび近所に現れる「通り魔」として話題になる。

『ガールズザウルスDX』の感想・評価

ネタバレにご注意ください
感想・評価にはネタバレが含まれる可能性がございます、ご注意ください。

とても良い

女性恐怖症が悪化の一途たどる主人公・知立真悟クン、高校1年生。だれか女性との付き合い方教えてあげてよ~。

 目薬。 さん(60代/男性/個人事業主/既婚)

ヘタレな真吾君に癒されます。ボクシングではなくてボクササイズで良かったんじゃないのと思いながら読みました。

 マルコ さん(50代/男性/正社員/既婚)

絵柄はとても可愛かったです。読んでいるとなんだか癒されるしちょっとドキドキします。女の子が本当に可愛いので楽しめました。こういうラブコメ展開は大好きなので次巻も買おうと思っています。

 みかん さん(20代/女性/個人事業主/独身)

ボクシングを通して人間模様が面白いです

 まろn さん(40代/女性/パート・アルバイト/既婚)

こんな面白い漫画に出会えたのは久しぶりです

 ミサイル さん(30代/男性/正社員/既婚)

良い

女性恐怖症というテーマが、最近テレビで聞いた言葉で、親しみが持ちやすかった。ボクシングを通して克服していく過程にも引き込まれました。読みやすく、10巻程度なので最後まで集めやすく私も集めてしまいました。
 グッキィ さん(20代/男性/パート・アルバイト/独身)
小さいころからこの作者が好きで、ほぼすべての作品を集めています。こちらも楠圭先生らしいドタバタコメディ系の作品です。いろいろと厄介な女の子キャラがこれでもかーと出てきます。さくさくっと読めますよ。

 にゃんこ さん(40代/女性/個人事業主/既婚)

少女マンガ風のタッチながら、女の子に殴られ入院してしまったことがきっかけで、強くなるためにボクシングを始めた主人公 だが、ボクシング部と間違えて、女だらけのボクササイズ部に入部してしまったというストーリーも面白い!次の巻も即購入しました!これからの展開も楽しみです!

 マンガマン さん(20代/男性/正社員/独身)

ふつう

中々個性のある漫画だと思う。ギャク好きの人にとっては、結構笑えると思います。ただ毎回同じようなノリなので、物足りない感じはあるかもしれません。

 赤城 さん(40代/男性/無職/独身)

現実には無さそうな女の園が描かれています。

 ケイ さん(40代/男性/個人事業主/独身)

王道のハーレム系ラブコメ。この方の作品は、子供の頃に読んだホラー系の怖かった印象ばかりだったので、ラブコメは新鮮でした。

 若菜 さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)

悪い

面白いところを見出すのが難しい漫画だと思いました。完全に男性向けですから、そういうのが目当ての方にいいです。

 ロンロン さん(50代/女性/個人事業主/既婚)

ラブコメディなのかなと思いますが世界観がよくわからず、あまり面白いと思わなかったです。

 りぃ さん(20代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)

少し男性向きすぎるお話かなと思いますが、主人公のドタバタが面白いです。

 だん さん(30代/女性/パート・アルバイト/既婚)

【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年02月15日~2019年03月15日

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