『にこたま』とは
『にこたま』とは、月刊モーニングtwo(講談社)で連載されていた、作者ニコタマによる、恋愛漫画である。三十路直前の男女、彼らの「大人の思春期」が描かれている、これはそんな未婚の二人の人生模様なのである。
『にこたま』1巻のあらすじ・見どころ
浅尾温子と岩城晃平は、もうすぐ三十路の未婚のカップルです。同棲中で、子供なし。彼らの生活は波乱万丈ではありませんが、そこは人生色々で、それでも何だか大人のイベントは盛り沢山です。家探し、転職、子作り、交際九年、様々な要素が絡み合います。二人は仲良く過ごしていても、「本当に二人は結婚するの?したいの?」と何だかもやもや。ハタチから一緒の二人は、上手くいくことも上手くいかないこともあるけど、それでも理想の人生目指して邁進していくのです。三十路間近の男女に訪れる最後の思春期、そんな人生模様が描かれるヒューマンドラマ。彼らは様々な人生の選択肢に対し、どのような選択をし、どのような未来を紡いでいくのでしょうか。
『にこたま』の登場人物
浅尾温子
通称あっちゃん。本作の主役の女性である。20歳から岩城晃平と同棲関係にある。現在29歳。元毎朝新聞の記者であり、今は高校の同級生の女性の経営する弁当屋で調理スタッフとして働いている。同棲相手の晃平との仲は良好で、本人曰く『けっこうしっくりきてる』。以心伝心めいたことも長年の同棲生活から起こるようになっている程だが、双方とも結婚には未だ踏み切らない関係である。大手新聞社を辞めて弁当屋で働くことに未練はなく、むしろ満足している。目で見て手で触って、自分が何をしているのか分かることを仕事にしたいと思い転職した。
岩城晃平
通称コーヘー。浅尾温子の同棲相手である。20歳から同棲をはじめて現在9年目。仕事は弁理士をしている。弁理士の試験に合格するまでは、浅尾温子に養ってもらい、弁理士として務めてからは、一介の士業者としてコムラ弁理士事務所に所属している。同僚との仲も良好で、特に高野ゆう子とはペアを組み仕事に取り組んでいる。
高野ゆう子
岩城晃平の務めるコムラ弁理士事務所の同僚弁理士の女性。晃平とペアを組んで仕事に取り組んでいるが、実は二人はたった一度切りだが、肉体関係にある。
高津
浅尾温子の元同僚の新聞記者の男性。結婚と転属が決まり、それを温子に報告するために弁当屋を訪ねる。温子にとっては単なる旧知の仲であるが、彼自身は温子に対して恋愛感情を抱いていた。
『にこたま』の世界
PAS!
ダイエットが専門の女性向け週刊誌の名称。浅尾温子が花見で会った元同僚のなっちの異動先部署。事実上の徴兵制と揶揄される部署であり、身体を壊さずに編集部を出た者は未だいないという伝説がある。
コムラ弁理士事務所
岩城晃平と高野ゆう子の務める弁理士事務所。近場には飲み屋が多く、晃平はよく同僚と仕事帰りに飲み歩く。特に同僚の大友、佐倉と仲が良く仕事終わりの愚痴を言い合いながら酒とツマミを楽しんでいる。
てづくり弁当よねすけ
浅尾温子の勤め先の弁当屋。高校時代の同僚のともよが開業した弁当屋で、温子は調理担当である。アルバイトには木元という若い男性がいる。経理担当のともよに食事を用意するのは温子の役目である。木元はカレー好きであり、更に客層に学生が多いため、学生は皆カレー好きという論法を用い弁当屋のメニューにカレーを入れることを提案しているが、既存の経営方針を貫きたいともよと意見が噛み合わず、温子は間に挟まれている。温子自身は弁当屋のメニューに海産物シリーズを加えたいと密かに考えている。
『にこたま』の感想・評価
とても良い
ニコ さん(20代/女性/学生/独身)
まるる さん(30代/女性/パート・アルバイト/既婚)
みーこ さん(30代/女性/パート・アルバイト/既婚)
あん さん(40代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
良い
だぁ さん(40代/女性/正社員/既婚)
ふむふむ さん(30代/男性/正社員/既婚)
苺まんじゅう さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
鬼軍曹 さん(40代/男性/正社員/独身)
はなこ さん(30代/女性/個人事業主/独身)
ふつう
あいす さん(40代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
マンガロマン さん(40代/男性/正社員/既婚)
コネ さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
あっき さん(40代/男性/正社員/既婚)
ぷらこ さん(40代/女性/個人事業主/独身)
悪い
くっく さん(40代/男性/個人事業主/独身)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年01月16日~2019年02月16日