『オゾマシア 』1巻のあらすじ・見どころ
イケメンで頭脳明晰、更には文武両道という文句なしの男子高校生、卒塔婆透(そとばとおる)は16歳の誕生日に異様な夢を見て、目覚めます。
その内容は女妖怪と酒池肉林状態というもの。なぜ急にそのような夢を見たのかと悩んでいると、根暗なクラスメイト、殺沢えぐり(あやさわえぐり)からお憑かれ体質であることを告げられます。除霊ができるえぐりは、透を襲う様々な女妖怪からいつも透の身を守りますが、それは透に気があるからでした。
しかし、ある日透から人間を愛すことができないと言われたえぐりは、失意の中疾走してしまいます。えぐりがいない状態で女妖怪に襲われる透。絶体絶命のピンチに、透が襲われる意外な事実が明らかになるのです。
『オゾマシア』の登場人物
卒塔婆透(そとばとおる)
本作の主人公。頭脳明晰・容姿端麗さらに文武両道の人気者で、常に女子から羨望の眼差しで見られている高校生。祖先が行った禁忌の儀式「体質変化の媚儀」により、女性妖怪に好かれてしまうという呪いがかかっている。本人はえぐりにお憑かれ体質であることを指摘されて初めて女性妖怪に好かれる体質であることに気づく。体質のため、度々女妖怪に狙われるも、いつもえぐりが助けてくれる。人間を愛せない透であったが、えぐりの健気で献身的な態度を見て、次第に心惹かれていく。
殺沢えぐり(あやさわえぐり)
本作のヒロイン。妖怪についてかなりの知識を有しており、除霊も可能な女子高校生。根暗でクラスでも目立たない存在なので、初めて透に声をかけた際にも、クラスメイトであるにもかかわらず透の記憶にあまりなかったほど。透を突き放すような言動をするが、実は透のことが大好きで、一人になると透のことを「卒塔婆きゅん」と呼んでいる。
尻軽(しりがる)
透を最初に襲った女妖怪。昔からいる精力を貪る卑猥霊で、吸い殻にされた者は性なき亡者と化す。
戸黒先生
透とえぐりの通う高校の女教師。普段は人間として生活しているが、実は蛇女(へびおんな)という女妖怪。透の自宅まで行き、透を襲うが、えぐりの自家製聖水によって退治される。
猫又じゃら子(ねこまたじゃらこ)
透のクラスに転校してきた女子高生。猫耳に猫の尻尾をはやしている。その正体は化け猫妖怪「招き猫人(まねきねこんちゅ)」。透を襲うが、実際の目的はえぐりを妖怪の仲間にすること。
『オゾマシア』の世界
憑かれ香(つかれが)
悪霊に取り憑かれている者から臭う香りのこと。特定の人間のみがこの香りを嗅ぎ分けることができ、悪霊が対象者に取り憑く力が強い程、憑かれ香は増す。
除霊水砲(じょれいすいほう)
えぐりが持つ、弱霊・下級妖怪であれば一発で浄化できる水鉄砲。中には除霊用の聖水が入っている。
物ノ怪女はぁれむ(もののめはぁれむ)
透の祖先理想とする女妖怪に囲まれた生活を指す。物ノ怪女はぁれむを実現するため、禁断の儀式「体質変化の媚儀」を行うが、その代償として、末代まで女妖怪に好かれるという呪いがかけられてしまう。
体質変化の媚儀(たいしつへんかのびぎ)
透の祖先が物ノ怪女はぁれむを実現するために行った禁断の儀式。儀式は成功するも、末代まで女妖怪に好かれるという呪いにかかってしまう。
お憑かれ体質(おつかれたいしつ)
妖怪に取り憑かれやすい体質のことを指す。
『オゾマシア』の感想・評価
とても良い
ミンミンゼミ さん(20代/女性/学生/独身)
ココナッツジュースマンレース丸 さん(50代/男性/個人事業主/既婚)
良い
ささみ さん(30代/女性/パート・アルバイト/独身)
マンガロマン さん(40代/男性/正社員/既婚)
ふつう
クルクル さん(20代/女性/学生/独身)
森田 さん(30代/男性/個人事業主/独身)
悪い
山ロ さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
カチカチ さん(30代/男性/派遣社員/既婚)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年09月28日~2018年10月12日
■有効回答数:100サンプル