『このねこばなし』とは
「このねこばなし」は、講談社から発売されているgood!アフタヌーンに連載されていたファンタスティックコメディー漫画である。原作は平井清、作画は篠崎司であり、そのコミック版は同じく講談社のアフタヌーンKCというレーベルから刊行されている。
『このねこばなし』1巻のあらすじ・見どころ
このねは、動物などの会話を頭の中で想像しながら声優のようにアテレコをして物語を作り出すことを趣味にしている少女です。そのアテレコの対象となるのは、猫をはじめ、鳩や犬、タヌキの置物からお化け屋敷のお化けに至るまで、ありとあらゆるものとなっています。そんなこのねには、ゆきねという読書好きの姉がいるのですが、彼女はこのねの作り出す不思議な世界観に日々振り回されて過ごしているのでした。また、姉妹の父親である秀雄は、そんな二人のドタバタ劇を暖かく見守る存在です。ある日、このねが偶然見かけた猫のアテレコをしながら、最寄りのスーパーの前を訪れたところ、こつ然とその店舗が消失してしまっていたところから物語は幕を開けることになります。
『このねこばなし』の登場人物
小野このね
小野このねは、14歳の中学生の女の子である。動物や銅像などの心の声を想像してアテレコすることで独自の物語を作り上げることを趣味にしており、そのことが姉であるゆきねをはじめとして周囲の人物をたびたび混乱に陥れることになるのである。明るく元気な太陽のような性格をしているが、おっちょこちょいなところが玉に傷であり、土曜日であるにもかかわらず制服に着替えて学校に行こうとするなど、日常生活でもたびたび失態を犯しているのであるが、本人はまったく気にするそぶりはない。
小野ゆきね
小野ゆきねは、小野このねの姉である。おっちょこちょいのこのねと異なり、落ち着いた性格をしており、いつもドタバタ劇を繰り広げているこのねに対して冷静な突込みを入れているが、ときどき我慢しきれずに切れてしまうこともある。読書を趣味にしており、家にいるときはリビングにあるソファに寝そべって本を読んでいることが多い。
小野秀雄
小野秀雄は、小野このねとその姉である小野ゆきねの父親である。散歩を趣味としているおおらかな人物であり、子どもたちが繰り広げるドタバタ劇を暖かく見守っている。学校に行くこのねに対して元気に遊んでくるようにと話しかけるなど、独自の教育観の持ち主でもある。
『このねこばなし』の世界
スーパーまるや
スーパーまるやは、小野このねの中学校への通学路にあったスーパーの名称である。このねの想像の世界では、犬のような形状をしている発電施設によって電力が供給されていることになっており、それが暴走したことによって店舗が大爆発を起こしたことになっている。このねは頼まれていた牛乳を買い忘れたことを、この大爆発によってスーパーが消滅したため買えなかったと言い張るのであった。
おはなし
おはなしとは、小野このねが動物などの心の声を頭の中に思い描いてアテレコすることで作り出す独自の世界観のことを指して、その姉であるゆきねが呼ぶ言葉である。このねは自分の失敗をおはなしのせいにすることから、時としてそのことがゆきねを激怒させることがある。
いたずら好きの神様
いたずら好きの神様とは、小野秀雄が自身の子供であるゆきねとこのねの姉妹に対して語った神様で、住むものの想いや想像をたまに形にすることができる存在である。秀雄はその存在を、かつて祖父から聞かされたと述べている。
『このねこばなし』の感想・評価
とても良い
うなぎいぬ さん(60代/男性/無職/独身)
もっちゃん さん(20代/女性/無職/独身)
民間人 さん(60代/男性/個人事業主/既婚)
ビースケ さん(30代/女性/正社員/独身)
とっしー さん(40代/男性/個人事業主/独身)
つん さん(20代/女性/学生/独身)
良い
ミーシャ さん(20代/女性/個人事業主/独身)
鬼軍曹 さん(40代/男性/正社員/独身)
まゆみチャン さん(30代/女性/公務員/独身)
ヨシ さん(30代/男性/正社員/独身)
名無し さん(40代/女性/正社員/既婚)
ふつう
julia さん(40代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
べれたに さん(50代/男性/無職/独身)
こじにゃん さん(30代/女性/無職/独身)
かのじ さん(60代/男性/無職/既婚)
悪い
イェール さん(50代/女性/個人事業主/既婚)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年02月15日~2019年03月15日