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『サバンナのトラさん』とは
『サバンナのトラさん』は、にしもとひでお原作のコメディ漫画だ。コミック第1巻は、アフタヌーンに掲載された18のストーリーを収載している。講談社が出版し、2012年9月7日前後に各店舗が取り扱いをスタートした。
『サバンナのトラさん』1巻のあらすじ・見どころ
本作は、サバンナで暮らす動物を擬人化しています。主人公のトラさんは、行きつけの居酒屋を訪れ、過去の栄光を振り返っていました。サバンナの王者になった時、特権階級を排除してユートピアを作ろうとしたことを思い出しています。トラさんが持論を展開する中、同席していたタマ蔵とニックは不景気が長引いている状況を嘆いています。居酒屋の経営に苦心しているニックは、トラさんに飲み代のツケを請求しようとしました。トラさんは、ニックの言葉を遮り、世界規模の不況の原因について語り始めました。トラさんの支離滅裂な意見にニックは唖然としますが、タマ蔵は賛同します。ニックが正論を述べたものの、トラさんとタマ蔵には理解ができませんでした。その後も、野生動物の視点から現代社会の問題について討論します。
『サバンナのトラさん』の登場人物
トラさん
トラさんは、長年にわたってサバンナに居住しているライオン。15年前は、『サバンナの戦慄』『草原を血に染める赤い悪魔』の異名を持ち、誰もが恐怖を感じる存在だった。サバンナの絶対王者となった2日後、地位も名声も失った。以降、気の合う仲間と居酒屋に集まり、談笑することが日課となっている。冷酒とイカの沖漬けが大好物だ。
タマ蔵
タマ蔵は、トラさんの友達のカバ。トラさんと一緒に居酒屋でアルコールを飲み、酔っ払っていることが多い。トラさんの意見に直ぐに賛同してしまうところがある。
ニック
ニックは、サバンナで居酒屋を営んでいるブタである。居酒屋の常連客であるトラさんとタマ蔵に翻弄される。トラさんに『肉汁』というあだ名で呼ばれることに抵抗を感じている。因みに、社会問題に精通している常識人だ。トラさん達の的外れな論議に対し、的確にアドバイスしている。
バッファロー
バッファローは、サバンナで群れをなして生活している。バッファローの大群が移動する際、酔い潰れたトラさんを踏んでしまうことがある。
ビーバー
ビーバーは、サバンナの水辺で暮らしている生物の1種。ビーバーが木材を調達して居住するスペースを確保する様子について、トラさんは『ありゃー男ン中の男だ』と熱弁した。
『サバンナのトラさん』の世界
サバンナの大草原
サバンナの大草原は、本作の物語の舞台だ。太陽が至る所を照らし、灼熱地獄と化している時間帯が長い。草木が生えているエリアは僅かだ。
キニナンジャロ
キニナンジャロは、サバンナの大草原に聳え立つ非常に大きな山だ。気温が高い日中は、陽炎の影響で山の稜線を確認し難い。
大衆居酒屋サバンナ
大衆居酒屋サバンナは、サバンナの大草原の木陰で営業している。客が出入りする建物はない。営業時には、店名が記された暖簾を掲げ、地べたに卓袱台を置いている。店長のニックが1人で店を切り盛りしており、従業員がいない。トラさんやタマ蔵が足繁く通っているスポットだ。
サブプライムローン
サブプライムローンは、アメリカが独自で実施した政策の1つだ。本作の第1話、トラさんが不況の原因を考えた時、真っ先にサブプライムローン問題を思いついた。トラさんとタマ蔵は、サブプライムローンという名前に問題があるのではないかと考えた。トラさんは、『サブって言ったらもースタメンと違って負けたーって感じするだろ』と力説している。
『サバンナのトラさん』の感想・評価
とても良い
若菜 さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
ナシの花 さん(60代/男性/個人事業主/既婚)
しょーろんぽー さん(40代/女性/個人事業主/独身)
うなぎいぬ さん(60代/男性/無職/独身)
みお さん(20代/女性/個人事業主/独身)
良い
おトラ さん(40代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
鬼軍曹 さん(40代/男性/正社員/独身)
しらた さん(20代/女性/個人事業主/独身)
どんぐり さん(50代/男性/正社員/既婚)
まみ さん(30代/女性/パート・アルバイト/独身)
ふつう
しーらかんすう さん(30代/女性/正社員/既婚)
とむとむ さん(40代/男性/正社員/独身)
あ3c さん(40代/女性/個人事業主/独身)
べれいん さん(50代/男性/無職/独身)
ネコトモ さん(30代/女性/正社員/独身)
悪い
むつみ さん(50代/女性/個人事業主/既婚)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年02月15日~2019年03月15日