『九泉之島』とは
「九泉之島」は、講談社発行の月刊アフタヌーンで連載されている、東田裕介氏の漫画作品である。とある島で起こった恐ろしい出来事を、コミカルに描いた伝奇風のサスペンスとなっている。また、読者を物語の世界に引き込むための登場人物もユニークである。
『九泉之島』1巻のあらすじ・見どころ
14歳の男子中学生である勇磨は、東京から12時間かかる場所にある「三頭島」を10年ぶりに訪れました。「三頭島」には、古くからこの地に広大な敷地を有し、広大な屋敷を構える「鵺哭家」という名家があります。三ヶ月前に亡くなった母親の葬儀のために訪れた歳、次期鵺哭家頭主になるよう言われていました。勇磨はその頭主を祖母に持っており、後継者候補の一人となっていたのです。その三ヶ月後、彼は頭主や遺産相続を辞退するために、再び「鵺哭家」を訪ねました。
祖母と出会った勇磨は、頭主になることを辞退すると申し出て、一時は了承されたものの、翌日祖母が急死します。結局、鵺哭家の38代目頭主となった彼は、儀式を受けることになりますが、美春が牛の頭をかぶった女に連れ去られるところから物語は始まります。
『九泉之島』の登場人物
勇磨
鵺哭家の38代目頭主となった14歳の男子中学生で、父親は幼い時に亡くなり、小さい頃から母親の元で育ってきた。その母親も亡くなってしまい、葬儀に出席するため、単身東京から10年ぶりに三頭島にやってきた。葬儀の時にお姉さん的存在の美晴と再会し、頭主になるよう伝えられる。その三ヶ月後に鵺哭家を訪れ、頭主辞退を申し出たが、祖母の急死により38代目頭主となる。古くから伝わる儀式を受けている最中、何者かに連れさらわれた美春を探すこととなる。
美春
鵺哭家に長く住んでいる、勇磨のお姉さん的な存在。彼の母親の葬儀の時に再会し、勇磨に頭主になるよう伝える。鵺哭家内では、不安になっている勇磨を和ませる役割を演じている。勇磨が頭主になるための儀式でも、彼を元気づけるが、突然牛の頭をかぶった女に連れさらわれる。
勇磨の祖母
鵺哭家を取り仕切っている、勇磨の祖母。10年ぶりに勇磨と再会し、当主辞退の申し出を受け入れるが、その翌日に、謎の死を遂げる。
澄月弦一郎
古い因習や、不可解な謎を秘めている三頭島を、取材するために訪れたフリーライター。勇磨と協力するが、何者かに襲撃される。
菊臣
三頭島にある神社内に住む人間の一人。澄月とともに勇磨に協力するものの、やはり何者かの襲撃にあってしまう。
『九泉之島』の世界
三頭島
東京から飛行機と船を乗り継いで、12時間もかかる場所にある辺鄙な島。島の広大な敷地内には、古くからそびえ立っている「鵺哭家」があるが、現在は勇磨の祖母が取り仕切っている。勇磨は、母親の葬儀のために10年ぶりに訪れ、その三ヶ月後に「鵺哭家」の頭主となってしまう。古くからある因習、不可解な謎があると昔から言われている。
鵺哭家
三頭島に広大な敷地と大きな屋敷を所有する名家。屋敷を取り仕切る勇磨の祖母や、お姉さん的な存在の美春、双子の紫居と緋居が住んでいる。古く広い屋敷内は、異様な雰囲気を醸し出す牛の頭の置物があるなど、妙な不気味さを感じさせる。頭主になるための儀式を執り行う洞窟も、この近くにあるそうだ。
儀式を受けるための洞窟
「鵺哭家」の頭主となった勇磨が、古い儀式の一環として、一晩過ごすことになる洞窟。薄暗く、不気味な雰囲気を醸し出している。勇磨に夜食を持ってきた美春が、牛の頭をかぶった女に襲われる場所でもあり、勇磨は美春を探すこととなる。
『九泉之島』の感想・評価
とても良い
カップ さん(20代/女性/個人事業主/独身)
マルコ さん(50代/男性/正社員/既婚)
ビースケ さん(30代/女性/正社員/独身)
名無し さん(50代/男性/個人事業主/既婚)
良い
トミー さん(50代/男性/経営者/既婚)
マモル さん(50代/女性/パート・アルバイト/独身)
名無し さん(50代/男性/正社員/既婚)
にゃんべい さん(10代/女性/学生/独身)
ふつう
ロカ さん(30代/男性/正社員/独身)
磯仕儀 さん(40代/女性/正社員/既婚)
森田 さん(40代/男性/個人事業主/独身)
ぽんた さん(40代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
悪い
はる さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年02月15日~2019年03月15日