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『水族カンパニー』とは
水族カンパニー!は、小学館から発行している月刊!スピリッツで連載開始。作者はイシイ渡、漫画のジャンルは水族館お仕事コメディ。海の島水族館の新米トレーナー・七瀬真知子がイルカの採尿をやっていると、危ない息づかいの男が現れイルカに急接近するのが始まりだった。
『水族カンパニー 』1巻のあらすじ・見どころ
『水族カンパニー』2巻のあらすじ・見どころ
フンボルトペンギンのペン吉は最近苦手なハードル超えも成功させて好調でした。飼育員一同も喜び油断していた事と不運が重なりペン吉は檻から出て海へと出てしまい飼育員達をヒヤヒヤさせます。ペンギンとは別の海獣展示チームで飼育されているラッコはとても繊細な生き物で飼育担当の森宮をもってしても大変な存在。海の島水族館には二匹のラッコが居ますが、繁殖に失敗してしまった為に片方が別の水族館に引きとられますがその輸送の最中に様々なドラマが起こります。
市役所からの要請で海の島沖合いで絶滅危惧種のキタオットセイを保護する事になった飼育員達。まだ幼く衰弱もしていた事から水族館でこのまま飼育していくのか自然に返すのかでスタッフの中で意見が対立します。
『水族カンパニー』の登場人物
海崎直(かいざきただし)
生き物への愛情が溢れすぎて危ない人のような言動が目立ってしまう人物、その熱意が裏目に出て水族館の就職試験で落ち続けていた。海洋生物医療の学会で熱意のある発表をした事でチーフの目に留まりスカウトされる。海の島水族館では新人だが実務経験は豊富。悪気なく正直に伝えすぎてしまう無神経なところがあり、人にはあまり優しくない。
七瀬真知子(ななせまちこ)
海の島水族館の新人トレーナーで生き物の魅力と伝えるため、飼育やトレーニングを担当しているがまだまだ半人前。
江藤チーフ(えとうちーふ)
七瀬真知子の上司のような存在、とても人当たりが良い。
ローラ
7歳のイルカで女の子、水族館生まれで傷がほとんど無く丸顔が特徴。水族館生まれ特有の睡眠のとり方の為頭のてっぺんの皮膚が乾燥していた。
林先生
前任の獣医さん。新種のカエルを発見するという夢を追い求め、獣医を辞めてアマゾンに旅立つ。
大石さん
セイウチのタップを担当するスタッフ、交通事故で両足骨折し入院する事に。タップへの情熱は孫に達歩と名づけようとする程で、その溺愛ぶりは負傷している状態でも病院から抜け出してくる程。
長谷明美(はせあけみ)
七瀬真知子にとっては先輩トレーナー。
稲村(いなむら)
イルカに専念したスタッフ。
タップ
2歳のオスで性格は怖がりで人見知り。ホースを吸うのが好きで、一般的なセイウチ同様に特徴的な息を吐く。アラスカの海を漂流しているところを保護された経緯があり、発見時には母親の亡骸が側にあったので母親との思い出が少ない。保護された時には酷く怯えていたが、大石さんが根気よく向き合った事で少しずつ人に慣れていく。
ダイオウグソクムシ
深海の掃除屋とも言われ、生存の為に沈んできた死骸を食べ共食いもする。目玉は3500個も存在する。
チャーリー
バンドウイルカ、海の島水族館のエースで14歳のオス。目元の模様が特徴で大ジャンプが得意。
藤沢千春(ふじさわちはる)
ペンギン課担当の強面、デリケートなペンギン達と向き合って飼育している。
ペン吉
フンボルトペンギン、以前はいつも群れから外れて一人で居たが、練習の甲斐もあり苦手なハードル超えが出来るようになった。ちょっとした隙に海の島水族館から脱走するが、帰巣本能により水族館に戻ってくる。
さくら
ペンギン課担当の藤沢に必要以上に懐きすぎているペンギン。それ故に来客者へのサービス精神は薄いが人気はある。
九条正則
海獣課展示チームのチーフ、ダジャレが好き。真夏にダウンジェケットを着ていた為、ブン太の輸送中に運悪く密入国者に間違われてしまう。
森宮真
海獣課展示チームのラッコ担当者で勤続5年目のエース。チーフの駄洒落に対してハッキリと言える数少ない人物の一人だ。
チャコ
16歳のメスのラッコ。表向きはアイドルと言われているが裏では女王と呼ばれている。室温13℃の室内で過ごし、主食はイカ・アジ・大アサリ、などを一日に5キロ6回に分けて与えられている。主食とは別に好物はカニとウニだ。
ブン太
14歳のオスのラッコ、性格はのんびり屋で通称は裸の大将。好物はイカのゲソだ。チャコとの相性が悪く海の島水族館を去る。
加華美先生
海の島水族館のショーを担当している専門の演出家でトレーナの演技始動をしている。新人はこの先生の審査に合格しないとショーデビューする事が出来ない。それ以外に年に数回ショーの出来栄えを確認しにやって来る。
『水族カンパニー』の世界
採尿
イルカの検査の為に必要な行為、大量に出るのは健康な証拠。
鰭足類
セイウチを初めとした脂肪を蓄えている分類の動物。蓄えの分だけ餌を食べない行為を繰り返すが珍しい事ではない。
海の島水族館
海崎直が勤務する水族館。イルカやセイウチなど色んな海洋生物が飼育されている。
グルーミング
ラッコが行なう毛づくろい。毛の間に空気を含ませ保温性を保ち体温の低下を防ぐ行為。ラッコは毛皮をとても大切にする必要があるため、食事と睡眠の以外はずっと毛づくろいに時間をかける。ラッコのグルーミングの仕方は、猫のように出し入れのきくツメのある前足を使い、柔らかい体を生かして全体に口や鼻から空気を送り込む事で行なわれる。
ラッコの繁殖
オスがメスの鼻を噛んでのけぞらせ羽交い絞めにして行なう。これは体勢を維持するために必要な事である。交尾後の雌は鼻に怪我をしていることが多くそれで区別が出来る。傷が致命傷で感染症をおこしたり、餌を取れずに死んでしまう事もある。ずっときれいな鼻のままの場合もある。
絶滅危惧種
海洋生物にも数が多く、法律により扱いが厳しく制限されている。一般の人は勿論、水族館の職員であっても水産庁の許可がなければ触ることすら許されない。絶滅危惧種のキタオットセイを海の島水族館では放流して群れと合流させるか水族館の環境で育てるのかで議論が行なわれた。
オットセイの識別能力
オットセイの母子は密集した繁殖地でお互いを泣き声で識別可能な程識別能力が高く、4年間離れていた母子が声だけで互いを認識したという調査結果が上がっている。
『水族カンパニー』の感想・評価
とても良い
サボ子 さん(20代/女性/正社員/独身)
まさひろ さん(20代/男性/個人事業主/独身)
良い
とんすけ さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
ゆたちゃん さん(40代/男性/個人事業主/独身)
ふつう
ねねこ さん(20代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
森田 さん(30代/男性/個人事業主/独身)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年09月28日~2018年10月12日
■有効回答数:100サンプル