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『純潔のマリア exhibition』とは
純潔のマリア exhibitionは、石川雅之氏が講談社のGood!アフタヌーンにて連載していた純潔のマリアのサイドストーリーにあたるファンタジー漫画。主に本編の後日談になっているが、作中のキャラクター達によるマリアとのはじめての出会いが書かれておりキャラの掘り下げが行われている。各キャラクターのマリアへの想いなどが描かれ、より詳しく各キャラクターの心情を知ることが出来る。
『純潔のマリア exhibition』1巻のあらすじ・見どころ
本編では『昔一度話したことがある』とマリアとの思い出を語ったイングランドの魔女ビブ、まだ若い子供だった頃は無鉄砲そのもの。そんなビブは戦争を手っ取り早く止めようとリヴァイアサンを呼び出しますが、制御に失敗した結果反撃を受けて気絶してしまいます。暴走したリヴァイアサンは同じ戦場に来ていたマリアによって無事送り返されることとなりますが、マリアはこの出来事によって巨大な魔獣に暴れさせて戦争を出来なくするという着想を手に入れ、以降(本編)ではよくこの方法を取ることとなります。
また別の話ではジョセフが初めてマリアの森に依頼を届けに来る様子が書かれています。素直で実直なジョセフは矢文を射るだけというやり取りに不誠実さを感じます。直接会って願いを届ける必要があると考え、他の使者が踏み込まないほど奥まで進んだ結果、マリアと出会うことになるのです。
ジョセフはマリアの優しさに、マリアはジョセフの素直な実直さにお互い今まで出会った人間とは違う何かを感じる様子が描写されており、最初の出会いから運命的な物であることが示唆されています。
そして本編終了後時点ではまだ産まれていなかったマリアとジョセフの子供で、人として産まれたエゼキエルがミカエルと邂逅する話も。
ミカエルはマリアの杖を使って空を飛ぶエゼキエルの前に現れ、罰すること無く話を交わします。
そして話を聞いたミカエルは祈りの言葉をエゼキエルへと送るのでした。
『純潔のマリア exhibition』の登場人物
マリア
強大な力と子供のような容姿を持つ魔女。その力はリヴァイアサンをいともたやすく従わせるほどだが、処女であることがコンプレックスでそれを使い魔にイジられてしまう一面も。のちにジョセフと夫婦になり、人として生きる道を選ぶ。
ビブ
マリアの友人である魔女。若い頃は無茶ながらも戦争を終わらせるためにリヴァイアサンを呼び出すなど思い切りの良い行動力を示すが、力量が伴わず大惨事を起こしてしまうことも。強い魔女としての力や孤独であった身の上などマリアとの共通点が多く、マリアのことを友人としてとても大事に思っている。
エドウィナ
ビブの友人である魔女。力はさほど強くない物の、人を見捨てるということが出来ない性分でビブを助けた。その後もビブに迷惑を掛けられること多数だが文句を言いつつも助けてくれる人の良さがあり、使い魔の猫に慕われる理由にもなっている。
アルテミス
マリアの使い魔。主人に対して歯に衣着せぬ物言いをしたり、ちょっかいを出したりと遠慮のない態度をとる。しかし主人のことを大切に思っており、危ない場面では身を挺して庇うほど。
エゼキエル
ミカエルから遣わされたマリアのお目付け役。マリアと接するうちに人を大事に思う心が芽生え、ミカエルに逆らう決断をする。のちにミカエルより「人として生まれ変わって人の世を見定めよ」との恩寵によってマリアの子として産まれ、優しくも厳しい父と母に囲まれて健やかに育つ。
ジョセフ
マリアへ救援要請の文を届ける通信兵。相手を思いやる実直で優しい性格で、マリアに無理をさせないために戦争の招集に何度も向かいマリアをやきもきさせる。のちにマリアに告白し、夫婦になる。
ミカエル
天上の教会から遣わされる大天使。戦争を人の摂理に必要な理として捉えており、それを強い力によって止めようとするマリアに制約を科した。地上を見守っており、強い魔女の力を感知すると現れて制裁する。
『純潔のマリア exhibition』の世界
魔獣
魔女がいずこより召喚し使役する強大な獣。人知を超えた巨躯・力を持つが制御も難しく、力量が伴わない魔女では言うことを聴かず好き勝手に振る舞ってしまう。ビブ曰くリヴァイアサンは「残忍で無慈悲で頭が悪い」とのこと。
使い魔
魔女が使役する動物達。魔女の力によって人の姿をとったインキュバスとして戦場の男たちを快楽の虜にし、戦力を削いで戦争の規模縮小のために毎夜働く。魔女からの強制力などが働いている様子は少なく、どの使い魔も自分の主人である魔女を好意的に捉えて献身的に仕えている。マリアの使い魔は2匹ともシロフクロウだったが、ビブの友人であろエドウィナは猫を使い魔として使役していた。
魔法
魔女が使う呪いの力。空を飛んだり物を飛ばしたりといったことから、巨大な魔獣の召喚や使い魔のインキュバス化など多岐にわたる。また井戸を作るために水を湧かせるなども行った。
天上の教会
地上を見守り、地上の理を見守る王と天使たち。人の世の理に干渉しないことを規律としており、魔女などが大きな力でそれを歪めようとすると初めて介入してそれを止めさせようとする。人の魂を導くため常に戦争を見張っており、戦場へと天使たちを向かわせる。
『純潔のマリア exhibition』の感想・評価
とても良い
千歳あめ さん(60代/男性/個人事業主/既婚)
はなこ さん(30代/女性/個人事業主/独身)
ケロロ さん(40代/男性/専業主婦(主夫)/既婚)
ここ さん(40代/女性/パート・アルバイト/既婚)
良い
春雷 さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
トミー さん(50代/男性/経営者/既婚)
くん さん(30代/女性/無職/独身)
アリ さん(40代/男性/無職/独身)
だぁ さん(40代/女性/正社員/既婚)
ふつう
さっちゃん さん(50代/男性/正社員/既婚)
若菜 さん(30代/女性/専業主婦(主夫)/既婚)
タヤツ さん(40代/男性/正社員/独身)
しーらかんすう さん(30代/女性/正社員/既婚)
悪い
名無し さん(10代/女性/学生/独身)
【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2019年02月15日~2019年03月15日